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社会

民間の9号線運賃引上げ計画 ソウル市が撤回を要求

Write: 2012-04-16 12:48:42Update: 2012-04-16 12:50:02

民間の9号線運賃引上げ計画 ソウル市が撤回を要求

ソウルの地下鉄9号線が運賃を一律500ウォン引き上げると発表し、論議を呼んでいます。
地下鉄9号線は初めて民間資本を投じて建設された地下鉄で、建設費8995億ウォンのうち半分以上の4795ウォンが民間資本でした。
そのため運営主体は民間企業の「ソウル市メトロ9号線」です。
運営主体のメトロ9号線は14日、2009年7月の開通以来、去年末まで累積赤字が1820億ウォンに上っており、運賃引上げは避けられないとして、1050ウォンから1550ウォンに引上げると発表しました。
ソウル市はメトロ9号線に対して引上げ計画の撤回を求め、応じない場合は課徴金を賦課するとしていますが、メトロ9号線は、運賃引上げについてソウル市の同意を得る必要はないと主張しています。
メトロ9号線の関係者は、2005年にソウル市と締結した協約では、運賃は投入資本の回収や物価上昇率などを考慮して、運営主体のメトロ9号線が自主的に決定できるようになっていると主張しています。
韓国では2000年代に入ってから民間資本を投じた高速道路や都市鉄道などの基盤施設の建設が進みましたが、民間企業が投入資本を安定的に回収できるよう、契約の内容が過度に民間企業に有利になっているという指摘が出ています。

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