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社会

寒かった2月 高齢者中心に死者急増 

Write: 2012-04-28 13:09:09Update: 2012-04-28 13:09:09

寒かった2月 高齢者中心に死者急増 

今年2月は例年より厳しい冷え込みが続いたため、高齢者を中心に死亡者の数が去年に比べて20%近くも増えていたことがわかりました。
統計庁が27日、発表した今年2月の人口動向によりますと、2月の全国の死亡者数は2万5000人で、去年の2月より19.6%も増えたことがわかりました。
これについて統計庁の関係者は「今年はうるう年で、2月が1日多い29日まであったことも影響したが、それよりも2月の平均気温が1973年に気象観測を始めて以来5番目の低さとなり、厳しい寒波の影響で65歳以上の高齢者の死亡が急増した」と説明しています。
一方、2月に生まれた新生児は、4万600人で1月より6.3%増え、6か月ぶりに再び増加に転じました。
新生児の数は政府の出産奨励策によって、一昨年3月から増え続けていましたが、去年10月から減少に転じていました。
これについて統計庁は「出生率は、10か月前の社会経済動向の影響を受ける。去年3月に景気が底をつき、4月から景気回復への期待感が高まったことによるものとみられる」と説明しています。

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