全羅南(チョンラナム)道の木浦(モクポ)海洋警察署は、西海で違法操業取締り中の公務員に刃物を振るって抵抗しけがを負わせた疑いで、中国漁船の36歳の船長と29歳の航海士の逮捕状を請求するとともに、2人に担保金1500万ウォンを科しました。
中国漁船の船長らは30日午前2時半ごろ、韓国南西部の全羅南道新安(シンアン)郡沖60キロの韓国の排他的経済水域で不法操業を取り締まっていた漁業管理団所属の公務員4人に刃物で抵抗し、けがを負わせました。
木浦海洋警察署は、船長と航海士を除くほかの漁船員7人は、暴力行為に加わっていないとみて釈放しました。
農林水産食品部は1日、ソウルの中国大使館の何穎総領事を呼んで、去年12月の海洋警察官刺殺事件に次ぐ今回の事件発生について強く抗議しました。