釜山のカラオケ店で5日夜、火災があり、9人が死亡し、警察と消防による合同鑑識が6日、行われましたたが、原因はまだ分かっていません。
カラオケ店には26の部屋がありましたが、このうち出入り口付近の二つの部屋がひどく焼けたため逃げ遅れた人が多く、店全体に濃い煙が充満して、死亡者が増えたものと見られています。
消防は今のところ電気配線の異常などによる火災と推定していますが、鑑識で収集した残骸や店に設置されていた八つの監視カメラの撮影内容などを通じてより正確な原因を調査することにしています。
また、警察は、このカラオケはもともと部屋が24室だったのに実際には26の部屋があったという証言もあることから、内部を不法に改造した可能性についても調査することにしています。
また、従業員が客を退避させる過程で不手際がなかったについても調査することにしています。
このカラオケがあったビルは6階建てですが、ほとんどの階でカラオケや酒場などが営業しており、去年11月にも火災がありました。