ソウル中央地方裁判所は9日、去年9月に韓国の女子高生に性的暴行を加え、金品を盗んだとして性暴力犯罪の処罰に関する特例法違反の罪で起訴された韓国駐留アメリカ軍兵士に対し、懲役6年と、10年間の身上情報の公開を言い渡しました。
裁判所は、判決文で、「被告人は合意の下で関係を持ったと主張しているが、あちこちに血痕が残っていたことを考えると、犯罪事実を認めざるを得ない。ただし、初犯であることや、盗んだノートパソコンを返したことを勘案して量刑を決めた」としています。
このアメリカ軍兵士は、去年9月、ソウル市麻浦(マポ)区のあるアパートに押し入り、眠っていた女子高生に性的暴行を加え、ノートパソコンを盗んで逃げた疑いで拘束起訴されていました。