光州民主化運動記念式が18日午前、光州市内の国立5・18墓地で行われました。
光州民主化運動は、1980年5月18日から27日にかけて、韓国南西部の全羅南道光州市で発生した学生や市民らによる民主化を求める運動で、その過程で軍と衝突、多数の死傷者を出しました。
この日の記念式には、金滉植(キム・ファンシク)国務総理をはじめ、与野党の指導部、民主化運動に尽くした人、犠牲者の遺族、市民など、2500人あまりが参加しました。
金滉植国務総理は式辞で、「光州民主化運動は韓国の現代史を民主化に向けて方向転換させ、平和的政権交代が実現し、今日の韓国の民主主義の基礎になった」と述べました。
記念式が終わった後、犠牲者を追悼する宗教界の記念行事や交響楽団の音楽会などの記念行事も行われました。