非正規雇用の労働者のうち40代以上の人が占める割合は6割を超え、非正規労働者全体の3人に1人は大学を卒業した高学歴者であることが、統計庁の調査で分かりました。
統計庁が24日発表したところによりますと、今年3月現在、全国の非正規労働者の数は580万9000人で、前年同期に比べて3万9000人増えました。
年齢別にみますと、60代以上の非正規労働者の数が去年に比べて9.8%増加するなど、非正規労働者全体のうち40代以上の人が占める割合は去年より2.1ポイント増加して60.9%となった反面、30代以下の非正規労働者の数は去年より7万7000人減少しました。
また、非正規労働者のうち大卒以上の高学歴者の割合は、去年より1.2ポイント増加して全体の32.7%となりました。
男女別にみますと、非正規労働者のうち女性の割合は53.7%で男性を上回りました。
一方、非正規労働者のここ3か月間の平均月給は143万2000ウォンで、前年同期に比べて5.6%増加したものの、正規職労働者の半分水準に止まりました。