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社会

月城原発1号機  寿命延長に市民団体が反対

Write: 2012-05-26 12:00:36Update: 2012-05-26 12:00:36

月城原発1号機  寿命延長に市民団体が反対

慶尚北道(キョンサンブクド)慶州市にある、韓国唯一の加圧重水炉型原子力発電所「月城原発1号機」の寿命延長の動きについて、市民団体が強く反発しています。
月城原発1号機は出力67万9000キロワットで、1983年から運転を始め、ことし11月には設計寿命の30年が終了します。
このため政府は、IAEA=国際原子力機関に対して寿命延長のための安全検査を依頼し、週明けの28日から来月8日までの間、専門家8人が韓国入りして安全性評価作業が行われることになりました。
これに対して環境市民団体の「慶州核安全連帯」は、「IAEAは福島第一原発の事故によって、い縮した原子力産業の復興のきっかけを韓国で見つけようとしている。韓国は福島第一原発事故の後、世界で初めて南部の蔚珍(ウルジン)に新しい原子力発電所を着工した国で、さらに月城原発1号機の寿命を延長させようとしている。IAEAの今回の調査は、結局は月城原発1号機の寿命延長を手助けする手段となることが予想される」として強く批判しています。

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