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社会

高学歴の失業者 300万人超える

Write: 2012-06-01 08:25:30Update: 2012-06-01 08:25:30

高学歴の失業者 300万人超える

大学を卒業したものの職がない高学歴失業者の数が、今年第1四半期に初めて300万人を超えたことが分かりました。
統計庁が5月31日、まとめたところによりますと、今年1月から3月までの第1四半期の失業者数は、1649万5000人で、このうち大学を卒業した高学歴者の数は初めて300万人を超え、これまでで最も多い302万3000人でした。
失業者全体に占める高学歴者の割合は、10年前の2002年は全体の11%でしたが、2008年は16%、2009年は17%、2010年は18%と徐々に増え、今年も去年より0.3%増えて18.3%となりました。
これについて統計庁の関係者は、「高学歴者の失業者が増加しているのは、大学に進学する人が継続的に増えているなか、ヨーロッパの財政危機の影響で景気が冷え込み、就職難が続いているためとみられる」と説明しています。

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