脱北者同志会などの脱北者団体は、国のために犠牲になった人たちを追悼する「顕忠日」を1日後に控えた5日、ソウル銅雀(トンジャク)区にある国立墓地顕忠院(ヒョンチュンウォン)を参拝しました。
脱北者同志会は、「祖国と自由独立のために命を捧げた護国烈士の崇高な犠牲を賛えたい」としたうえで、「今回の参拝を北韓追従勢力の排除に向けた決意を新たにする契機にしたい」と述べました。
脱北者同志会のチェ・ジュファル会長は、追悼の辞で、「韓国哨戒艦沈没事件や延坪(ヨンピョン)島砲撃に関する北韓の主張をそのまま繰り返す韓国内部の北韓追従勢力は大きな問題だ。北韓から直接指令を受けている勢力が、国会に入り、韓国の根幹を揺さぶっている」と主張し、少数野党の統合進歩党を強くけん制しました。