連日30度近くまで気温が上がるなど暑さが続いている中で、政府は7日、今年に入ってから初めて電力需給に関する非常措置を発令しました。
この日は全国的に30度近くまで気温が上がり、冷房などの電力需要が急増、午後1時半には予備電力が350万キロワットを下回り、午後2時40分過ぎには316万キロワットまで下がり、去年9月の全国的な停電事態以来、最も低い水準になりました。
政府は予備電力が400万キロワットを下回ったことから、電力需給に関する非常措置の第1段階に当たる「関心」を発令、節電を呼びかけました。
電力需給に関する非常措置は、予備電力が400万キロワットを下回ると第1段階の「関心」が発令され、300キロワット未満になると「注意」、200万キロワット未満になると「警戒」、100万キロワット未満になると「深刻」が発令されます。