北韓の金正恩(キム・ジョンウン)第一書記の実の母で、2004年に死亡した高英姫(コ・ヨンヒ)氏をあがめる内容の動画を入手したと、日本の毎日新聞が10日、伝えました。
それによりますと、毎日新聞は9日、北韓が金正恩第一書記の母親の高英姫氏が、金正日(キム・ジョンイル)国防委員長や金正恩第一書記とともに活動する様子を記録した映像を初めて入手したということです。
この映像のナレーションでは、高英姫氏を「金正日国防委員長の革命の同志で、金正恩第一書記の偉大なる母親だ」と神聖化しているということです。
高英姫氏は、1953年に日本の大阪で生まれた在日韓国人で、1960年代に北韓へ渡り、2004年、がんで死亡しました。