全羅南道麗水市で開かれている麗水万博は、5月12日の開幕から10日で1か月となり、入場者数が150万人を超えました。
これは平日に平均4万人、休日は平均6万人が入場したことになります。
万博の組織委員会は当初、3か月間の会期中の入場者を800~1080万人と設定していましたが、開催期間の3分の1が過ぎたことを考えると、目標に大きく及ばない水準です。
このため万博組織委員会は入場者を増やすための対策に苦心しています。
その一つとして組織委員会は、これまでは土曜日の夜に限って行っていたK-Popスターの公演を今週15日からは毎晩行うことにしました。
また今月からは夜間だけの入場券を販売する一方、海上ステージのショーを週末は1日2回に増やすなど、対策を打ち出しています。
しかし6月半ばを過ぎると、梅雨や台風などによる気象条件の悪化が予想されている他、7月下旬からはロンドン・オリンピックも始まるため、目標の達成は難しいのではないかとみられています。