密輸や違法な外貨取引を行った貿易業者や仲介業者、両替商などが税関に摘発されました。違法な外貨取引額は1兆4000億ウォンとこれまでの最大規模に上っています。
関税庁のソウル本部税関は12日、違法な両替を仲介していた男や両替商ら8人を外国為替取引法違反の疑いで立件し、日本人の現金運び屋2人を指名手配したと明らかにしました。税関はまた、違法な取引に加担した衣類などの貿易業者130社余りに対して、申告漏れや資金洗浄（マネーロンダリング）、財産隠しなどがないかを調査して、見つければ厳重に処罰する方針です。
これらの男たちは2007年から5年間、衣類などを日本に密輸出し日本人の現金運び屋を利用して商品代金を国内に持ち込み、両替商を通して両替する手口で、違法な外貨取引と脱税を繰り返してきました。外国人が投資を目的に外貨を持ち込む場合、申告だけで簡単に搬入できることを利用していました。