社会
安養市の教会 十字架の点灯を中止
Write: 2012-06-13 13:09:47 / Update: 2012-06-13 13:09:47
韓国の夜景というと、教会の十字架のネオンや照明を思い浮かべる人が多いほど、韓国では、キリスト教会の高い尖塔とその先の十字架をよく見かけることができます。
ところが京畿道(キョンギド)安養(アンヤン)市では、キリスト教の教会100か所あまりが、2週間ほど前から夜に十字架の明かりをつけないようになりました。
その背景には、尖塔の先の十字架は、教会にとっては当たり前のシンボルのようになっていますが、信者以外の一般の人からは「光の公害」、または韓国での教会の量的拡大の象徴と非難されていることがあります。
このため安養市の教会では、高い尖塔の設置や十字架の明かりをつけるなどの外形的な面に力を入れるのではなく、キリスト教の本質に立ち返ろうという意識が広がり、高い尖塔は安全ではないことから、3メートルほどの低い尖塔に変えていくことを決めました。また最初から高い十字架を設置しない教会も増えているということです。
こうした動きは、キリスト教会の新しい改革に向けた一歩として評価されており、安養市の教会の動きがほかの地域にも広がるかどうか注目されています。
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