韓国駐留アメリカ軍は、ソウルの北にある京畿道東豆川(トンドゥチョン)市にある砲兵旅団を、ソウルより南の京畿道平澤(ピョンテク)市に移す計画でしたが、最近になって東豆川に残留させることを検討しているもようです。
韓国政府関係者によりますと、韓国駐留アメリカ軍は現在、休戦ライン近くに展開している歩兵第2師団全部を、2016年までにソウルより南にある平澤に移すことにしていました。
しかし韓国駐留アメリカ軍は、北韓の長距離砲に対応するため、第2師団所属の砲兵旅団はこのまま東豆川に残すことが望ましいとして、韓国側に意見を聞いてきたということです。
この関係者は、北韓は休戦ライン付近に長距離砲を集中的に配備しており、北韓の奇襲攻撃に備えるためにもアメリカ軍の砲兵旅団を東豆川に残すことが現実的だとして、韓国政府がこの提案を前向きに検討していると明らかにしました。
韓国駐留アメリカ軍第2師団の砲兵旅団は、多連装ロケット砲30門を保有しており、有事の際に韓国軍の砲兵部隊と連携して北韓の長距離砲や機械化部隊を攻撃する任務を負っています。