消費大学を出たての信用不良者をなくすため、政府は大学生が消費者金融から借りた高金利のカネを、政府の低金利のカネに転換させる制度を始めることになりました。
大学生や若年層の借金が問題になっていて、大学生の場合、政府が運用する学費融資制度がありますが、融資条件が厳しいため消費者金融から借りるケースも多いということです。
政府が調査したところ、学費を調達するために消費者金融などから融資を受けた大学生は5万人あまりで、そのうち就職できなかったために返済が滞って信用不良者になった若者が3万人あまりに上りました。
また融資を受けた5人に1人は、年20%以上の高金利の融資を受けたことが分かりました。
政府はこうした現状を踏まえて、高金利の融資を受けた若者を対象に、政府の資金で年6.5%の融資に転換できるようにすることにしました。
対象は、学費調達のために年20%以上の高金利の融資を受けた大学生、または年間所得が2000万ウォン以下の20代で、1人当たり1000万ウォン以内を年6.5%の融資へ転換することができます。