台風4号の北上に伴って、済州島や南海岸など韓国南部は梅雨が始まりました。
気象庁によりますと、台風4号の北上に伴って梅雨前線が韓半島南部に本格的に影響を及ぼし始めました。
済州島と南部地方では18日、まとまった雨となり、最近の雨不足による農作物の被害解消に役立つものとみられます。
この雨は南部地方を中心に19日まで続き、その後、梅雨前線はいったん、やや南に下がって小康状態に入りますが、今週後半からは北上するものとみられます。
一方、ソウルなど中部地方は、まだ梅雨前線の影響圏には入っていないため、気象庁は、今週も30度を上回る蒸し暑い日が続く見込みだとしています。
気象庁は、ソウルは来週から梅雨前線の影響圏に入るとみています。
そして、来月は平年より降水量が多くなるものと予想しています。
去年の場合、南部地方は6月10日、ソウルなど中部地方は22日に梅雨に入っています。