北韓は1950年6月25日に勃発(ぼっぱつ)した韓国戦争について、「韓国戦争はアメリカによって引き起こされたものだ」と主張しました。
北韓の朝鮮中央通信は21日、「韓国戦争は、アメリカが第2次世界大戦後、世界制覇のために踏み切ったものだ」と主張しました。
その根拠として北韓は、日本で発行された「アメリカは負けた」という本や、アメリカの「朝鮮戦争、答えのない質問」という本の一部を引用して、「韓国駐留アメリカ軍の幹部が、韓国軍が北韓を攻撃する場合はアメリカが国連を通じて支援すると、当時の李承晩(イ・スンマン)大統領に提案した」と述べました。
また当時の韓国軍の幹部が、「1950年6月24日に、翌25日未明に北韓に対して軍事行動を開始するよう命じられた」と証言したと主張しました。