ソウル中央地方裁判所は25日、朴熺太(パク・ヒテ)前国会議長に対して、懲役8ヶ月、執行猶予2年の刑を言い渡しました。
朴熺太前国会議長は、2008年に当時の与党ハンナラ党の党代表を選ぶ党大会を前にして、所属議員に現金を配るよう秘書に指示した事実が明るみに出て、今年2月に買収などの政党法違反で在宅起訴されました。
判決は、「国政全般に大きな影響を及ぼす与党の党代表選挙で、所属議員に現金を配布したのは決して軽んじることができない。政党の代表を選ぶ選挙はとても重要で、その過程ではいかなる金品授受もあってはならない」と指摘しました。
また、この事件と関連して、同じく政党法違反で、青瓦台の金孝在前政務首席秘書官に懲役6ヶ月、執行猶予1年、チョ・ジョマン前国会議長首席秘書官には罰金500万ウォンを言い渡しました。