地球温暖化の主な原因とされる二酸化炭素の濃度が上昇を続け、韓半島の温暖化が加速していることがわかりました。
気象庁気候変動監視センターが28日にまとめた地球の大気に関する報告書によりますと、去年の韓半島の平均二酸化炭素濃度は395.7 ppmで、前の年に比べて1.2ppm上昇しました。
観測を始めた1999年に比べると25ppm高く、毎年2.1ppmずつ上昇している計算になります。
去年のメタンガスの平均濃度は1929ppbで、前の年に比べて15ppb上昇し、韓半島の温暖化を懸念する声が強まっています。
気象庁気候変動監視センターの林昞淑(イム・ビョンスク)センター長は、「こうした結果は、韓半島の温暖化が速いスピードで進んでいることを意味する。二酸化炭素の濃度が450ppm以上になると、生態系だけでなく社会・経済全般に影響を与える」として、二酸化炭素削減に向けた努力を呼びかけました。