2015年からは女性の人口が男性の人口を上回る見通しです。
統計庁がこのほどまとめた「将来の人口推計」によりますと、2010年の男性の人口は2475万8000人、女性は2465万3000人で、男性が女性より10万5000人多かったのが、2015年には男性は2530万3000人、女性は2531万5000人となり、女性の人口が男性を上回るということです。
また、男性の人口は2029年に2590万人をピークに減少に転じますが、女性は2031年まで増え続けるということです。
統計庁の関係者はこうした現象について、依然として男子の出生数が女子の出生数を上回っているものの、高齢化が進む中で平均寿命は女性が男性を上回っていることから、時間が経つほど女性の人口が増えるだろうと説明しました。