レストランやコーヒーショップなどの飲食店では、来年からメニューにサービス料や税金込みの価格を表示し、肉料理の場合、100gあたりの価格を必ず併記しなければならなくなります。
保健福祉部は、このような内容を盛り込んだ食品衛生法の施行令と施行規則の改正案を来年1月1日から施行すると11日、発表しました。
この改正案によりますと、来年からはレストランやコーヒーショップなどの飲食店は、客が実際に支払う最終的な価格だけをメニューに表示するようになります。
現在はサービス料や税金が含まれていない価格がメニューに記載されているため、客が最終的に支払う金額があいまいになって、実際に支払う金額より安く感じてしまうことがあります。
また肉料理は、客が他のレストランとの価格比較をしやすいように、100gあたりの価格を必ず表示するようになります。
保健福祉部の関係者は、「今回の法改正は、消費者に正確な情報を提供することで、消費者の知る権利を保障するためのものだ」と説明しています。