メニューへ 本文へ
Go Top

社会

「性奴隷」の表現めぐり波紋 当事者から異論も

Write: 2012-07-16 15:24:10Update: 2012-07-16 15:24:10

「性奴隷」の表現めぐり波紋 当事者から異論も

外交通商部の金星煥(キム・ソンファン)長官が「日本軍慰安婦」という表現を「日本軍性奴隷」に変える考えを明らかにし、論議を呼んでいます。
金星煥長官は13日、国会外交通商統一委員会に出席、「日本軍慰安婦という表現は過去に関係者らと協議して決めたものだ。生存している被害者の方々と協議して表現を変えることもできる」と述べました。
こうした発言について、今も生存している日本軍慰安婦の被害者からは、「慰安婦も性奴隷も私たちにとっては過酷な表現だ。重要なのは表現ではなく、日本政府の謝罪だ」という声が出ています・
また、生存している被害者が住んでいる施設「分かち合いの家」の関係者は、「慰安婦という表現は日本で使い始めたもので、国際社会では日本軍性奴隷という表現を使い、犯罪行為として認めている。問題の本質は日本政府の謝罪で、表現は重要ではない」という指摘が出ています。
また、「政府が今になって表現にこだわっているのは問題の本質を度外視しているという証拠だ。慰安婦は加害者側の表現で、日本軍性奴隷という表現が論理的には正しいが、性奴隷という表現は被害者の方々にとって過酷な側面もあるので、日本軍強制動員被害者という表現はどうか」と提案しました。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >