北韓の労働党中央軍事委員会と国防委員会は、中国との国境守備を担当する朝鮮人民軍の玄永哲(ヒョン・ヨンチョル)大将に次帥の称号を与えたと、朝鮮中央通信が17日、報道しました。
ただ、玄永哲次帥が解任された李英鎬(リ・ヨンホ)総参謀長の後任かどうかについては明らかにしませんでした。
北韓軍の次帥の階級は、大将よりワンランク高いもので、解任された李英鎬総参謀長も同じ位置づけでした。
統一部は、李英鎬総参謀長の解任後に、玄永哲大将が次帥に昇格したことから、李英鎬の後任である可能性が高いとみています。
玄永哲次帥は、2009年3月に最高人民会議の第12期代議員に選出され、2010年9月に金正恩(キム・ジョンウン)第1書記とともに大将に昇進しており、去年12月に行われた故金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の告別式では、国家葬儀委員会の委員として名前があがっています。
ただ、年齢や出身地などは分かっていません。