メニューへ 本文へ
Go Top

社会

韓米ミサイル指針 設計・製造の全過程を米に報告

Write: 2012-07-17 13:18:12Update: 2012-07-17 15:19:04

韓米ミサイル指針 設計・製造の全過程を米に報告

2001年に韓米間で合意されたミサイル指針は、韓国の弾道ミサイルや巡航ミサイルについて、製造前の設計から生産に至るまでの全過程の情報をアメリカ側に提供することが義務付けられていることが明らかになりました。
朝鮮日報が入手し17日付けで報道した「2001年韓米ミサイル指針」によりますと、韓国は新型の弾道ミサイルや巡航ミサイルの製造施設の名称や位置、年間生産量をアメリカ側に通告することを義務付けています。
韓国では、戦略武器である射程300キロの弾道ミサイル「玄武(ヒョンム)2」や、射程500~1500キロの巡航ミサイル「玄武(ヒョンム)3」の生産量は極秘にされており、ミサイル製造施設の名称や位置も秘密情報とされています。
このため韓米ミサイル指針については、「同盟国とはいえ、秘密情報である戦略武器の主権が、条約や協定でもないミサイル指針によって侵害されている」とする不満の声が韓国政府内で上がっています。
1979年にまとまり、2001年に改定された韓米ミサイル指針では、韓国が保有するミサイルを射程距離300キロ以内、弾頭の重さを500キログラム以下に制限しています。このため、北韓が韓半島全域を射程距離とするスカッドミサイルを保有しても韓国は射程300キロ以上の弾道ミサイルを開発することができなくなっており、韓国は保有できる弾道ミサイルの射程を韓国南海岸から北韓全域を射程に入れられる800キロないし1000キロに延長することをアメリカ側に求めています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >