韓国の若者が初めて就職した職場で働く期間は、平均で1年4か月と短いことが分かりました。
統計庁が5月に調査したところによりますと、15歳から29歳までの若年層が、高校や大学を中退または卒業して初めて就職した職場で勤務する平均の期間は1年4か月でした。
最初の職場で退職した理由としては、「年収や勤務時間などの労働条件に満足できなかった」と答えた人が44%でもっとも多く、次いで「健康上の問題や結婚など個人的な事情でやむを得ず退職した」、「仕事が適性ではなかった」などを挙げていました。
一方、勤務を続けている55歳から79歳までの中高年層のうち、「生活費のために今後も働き続けたい」と答えた人は90%に上ったほか、5月の時点で働いている中高年層は、去年5月に比べて6.6%多い549万6000人でした。