4月の日本脳炎注意報に続いて、国民にさらなる注意を呼びかける日本脳炎警報が、19日、全国に向けて出されました。
保健福祉部の疾病管理本部は、調査対象となる全国の39か所のうち1か所で1日で採集した蚊の中で、日本脳炎ウイルスの媒体となる｢コガタアカイエカ｣が占める割合が全体の50%以上になる場合は、日本脳炎警報を出して国民に注意を呼びかけていますが、今週16日から18日まで釜山(プサン)で採集した蚊を調査した結果、コガタアカイエカの割合が57%だったため、日本脳炎警報を発令しました。
疾病管理本部は、これに先立って、3か月前の4月に、釜山でことし初めての｢コガタアカイエカ｣が発見されたことを受けて日本脳炎注意報を出していました。