北韓で経済や財政を専門とする教授6人が、カナダに長期滞在しながら、カナダ西部にあるUBC＝ブリティッシュコロンビア大学で資本主義経済について研修を受けていることがわかりました。
UBCは、「カナダ‐北韓知識パートナーシッププログラム」の一環として、金日成(キムイルソン）総合大学など北韓の主な3つの大学の教授6人が6か月間滞在しながら経済分野の研修を受けていると現地時間の19日明らかにしました。
6人は経済学や財政学など経済関連分野を専門とする教授で、今月初めにカナダ入りして現在2か月過程の英語研修を受けており、9月に始まる新学期から年末まで、主に国際経営や国際経済、財政、貿易などについて勉強するということです。
UBC大学は、去年、北韓の学者が長期滞在しながら勉強できる知識パートナーシッププログラムを新設しています。
今回の研修は、金正恩（キム・ジョンウン）体制が始まった北韓で改革・開放の動きがみられているなかで行われるもので、特に注目が集まっています。