第2次世界大戦の際、強制的に日本軍の慰安婦として動員され大きな被害を被った女性に対して日本政府が公式に謝罪し歴史的な責任を認めるよう求めた決議案がアメリカ連邦議会で採択されてから今年で5周年となり、その記念行事がワシントンで24日、下院議員の訪問者センターで行われました。
この決議案は、日系アメリカ人のマイケル・ホンダ議員が提出し、採択されたもので、慰安婦問題は20世紀最大の人身売買で、日本政府が公式に謝罪するよう求めるとともに、日本の新しい教科書は慰安婦の悲劇とその他の日本の戦争による犯罪を縮小化しようとしていると批判しています。
決議案採択5周年の記念行事には、決議案を提出したマイケル・ホンダ議員やロス・レイティネン下院 外交委員長、ソウル駐在日本大使館前で行われている水曜集会に出席している元慰安婦の女性2人も出席しました。
この席でマイケル・ホンダ議員は、「5年前にアメリカ議会で慰安婦に対する決議案が採択された後、これまで9か国の国会で同じ内容の決議案が採択された。日本政府が反省するまで持続的に努力していく必要がある」と述べました。
レイティネン委員長は「慰安婦問題は女性の人権を踏みにじった戦争犯罪だ」とし、現在ではアフリカなどで女性を性的に虐待する事態が起きているとして、その深刻性を指摘しました。
また元慰安婦の女性2人は、アメリカ議会で慰安婦のために決議案を採択したことに重ねて感謝の意を示し、アメリカは反省をしていない日本政府に向けてさらに問題を提起してもらいたいと要請しました。