野党・民主統合党の朴智元（パク・ジウォン）院内代表が検察の3回目の出頭要求に応じない姿勢をみせていることから、検察は逮捕状を請求する方針です。
検察は、民主統合党の朴智元院内代表に対し、経営破たんした貯蓄銀行などから1億ウォン以上の不正資金を受け取った疑いで、27日午前10時に大検察庁に出頭するよう要請しましたが、朴智元院内代表は、これに応じない姿勢を示しています。
このため、検察は早ければ27日にも逮捕状を請求する方針です。
検察が逮捕状を請求した場合、国会の会期中であれば国会の同意を得る必要があり、与野党の対立が予想されます。
すでに、民主統合党は、今開かれている臨時国会の会期が終わった直後の来月4日から再び臨時国会を開くことを主張しています。
これに対し、与党セヌリ党は、8月の臨時国会は朴智元院内代表に対する検察の捜査を妨害するためのものだと批判しており、来月2日に開かれる本会議で逮捕同意案を表決にかける方針を示しています。