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社会

大法官候補が辞退 各種疑惑で

Write: 2012-07-27 14:35:05Update: 2012-07-27 16:45:22

大法官候補が辞退 各種疑惑で

大法院の大法官、最高裁判所の判事に指名されていた仁川(インチョン)地方検察庁検事長の金炳華(キム・ビョンファ)氏(57)が26日、辞退を表明しました。
金炳華氏は26日午後、「自分のせいで大法院の構成が遅れるのは国家的な問題だと考え、最後に国に献身するために辞退を決心した」と述べ、候補を辞退する考えを示しました。
大法官の候補に対する国会の人事聴聞と任命同意の制度が導入されて以来、候補が辞退したのははじめてです。
金炳華氏については、国会の人事聴聞会を前後し、住民登録偽装転入や脱税など様々な疑惑が提起され、大法官として適格ではないとして、任命に反対する世論が強まっていました。
特に、民主統合党は、金炳華氏が議政府(ウィジョンブ)地方検察庁検事長を務めていた去年4月に、第一貯蓄銀行のブローカーから捜査に手心を加えるよう頼まれ、当時捜査を進めていた高陽(コヤン)支庁に対し、捜査を縮小するよう影響力を行使したほか、捜査状況を漏洩したという疑惑を提起していました。
金炳華氏が辞退を表明したことで、大法院は、候補推薦委員会を再び招集するなど、新しい候補を選ぶための手続きに入りました。
金炳華氏に代わる大法官の候補を選定するための手続きには、およそ2か月ほどかかる見通しです。

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