大雨による洪水で大きな被害が出ている北韓に対して、国連の世界食糧計画が、336トンの穀物を緊急援助する方針を明らかにしました。
VOA=アメリカの声放送が4日、報道したところによりますと、国連世界食糧計画の北韓担当報道官は、VOAに宛てて送ったメールで、「北韓政府の要請で被害が著しい16の郡の住民に対して、穀物336トンを援助することにした」と述べたということです。
これは、北韓住民およそ6万人が一日400グラムずつ、2週間に渡って配給を受けられる量だということです。
これに先立って北韓の朝鮮中央通信は先月28日、台風7号の影響などで各地で大雨による洪水が発生し、88人が死亡、134人のけが人が出たほか、農地2万5000ヘクタールあまりが水につかり、農作物にも深刻な影響が出ていると報道しました。
そして30日には、国連に対して水害の救援物資や食糧、燃料などの援助を要請し、これを受けて国連傘下のユニセフ東アジア太平洋事務所が、食糧事情などを把握するため先月31日、調査団を派遣し被害状況の確認を行っていました。