韓国は、1990年代半ばから毎年2回、独島、日本でいう竹島近海で防御訓練を行っており、2月に続くことし2回目の訓練を、今月中旬に行う計画ですが、これについて、日本政府は反発を強めています。
韓国国防部は2日、日本との間で領有権が争われている独島近海で、今月13日に、ことし2回目の陸海空軍と海洋警察が参加する防御訓練を行う計画を明らかにしました。
これについて日本の藤村官房長官は3日の記者会見で、韓国軍による竹島、独島近海での合同軍事訓練計画について、「事実であれば、日本政府としては受け入れることはできない」として、「韓国政府に抗議した」と述べたと、日本のメディアが報道しました。
独島近海での軍事訓練は、独島近海を「領海侵犯」した船舶を退去させるという想定で毎年定期的に行われており、護衛艦など海軍の艦艇10隻あまりと、空軍のF-15K戦闘機、陸軍部隊などが参加します。