韓国電力公社は6日から電気料金を平均4.9%値上げしました。
大企業が主に使っている産業用高圧電気は6%、中小企業などが主に使っている産業用低圧電気と零細自営業者が主に使っている一般用低圧電気は3.9%、一般住宅向けの電気は2.7%値上げされ、料金水準がもともと低い産業用の値上げ率が一般住宅向けより高くなっています。
今回の値上げで都市の一般家庭の電気料金の負担は月平均1200ウォン多くなります。
韓国電力公社は原油高などによる発電コストの上昇で赤字が続き、電力需要は増加しているのに対して発電能力拡大が追い付かない状態で、去年から3回に渡って電気料金を値上げしました。
政府は物価への影響を考慮して電気料金の値上げを最小限に抑制する政策を進めていますが、今回の値上げで消費者物価は0.056%、生産者物価は0.128%の上昇が予想されています。