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社会

古里原発1号機の再稼動 市民団体が反発

Write: 2012-08-07 14:57:41Update: 2012-08-08 10:55:34

古里原発1号機の再稼動 市民団体が反発

電源喪失事故を1か月間も隠ぺいしたことで波紋を呼び、3月から停止していた韓国で最も古い釜山市の古里原発1号機が6日から、再稼動を始めたことについて、市民団体は、「政府が電力不足を口実に国民の安全を無視した決定をした」として反発を強めています。
釜山、蔚山(ウルサン)、慶尚南道(キョンサンナムド)の、核に反対する市民団体は、6日午後、記者会見し、▼政府は、夏場の電力不足を口実に老朽化した原発の再稼動を独断で決めたが、全体電力の1%に満たない古里原発1号機の再稼動が電力不足の解決策にはなり得ない。▼専門家による調査結果を再稼動の理由にあげているが、安全性に否定的な見解を持つ専門家を排除し、非公開で点検が行われたことから政府の判断を信頼することはできないと主張し、国会など責任ある機関が安全問題を点検し直すまでは、古里原発1号機の稼動を直ちに中止すべきだと訴えました。
野党・統合進歩党のキム・ジェナム議員も、「国会で議論を行う前に知識経済部が独断で再稼動を決めたことは、国民の安全を無視した行為だ」と批判しました。

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