韓国南東部の慶尚北道慶州市にある新月城(シンウォルソン)原子力発電所1号機の故障の原因は、原子炉の出力をコントロールする制御棒関連の部品が損傷したためだったことが分かりました。
新月城原子力発電所1号機は先月31日に商業運転を開始しましたが、19日に故障を起して運転を停止していました。
運営している韓国水力原子力会社が20日、明らかにしたところによりますと、原子炉の出力をコントロールする制御棒関連の部品が損傷したことが確認され、すでに部品を交換したということです。
韓国水力原子力は、原子力安全委員会と原子力安全技術院に運転再開の承認を要請することにしています。