韓国軍は、予定を延期していた独島近海での防衛訓練を来月7日から実施する計画をまとめ、来週の関係部署会議で最終的に決める予定であることが分かりました。
軍の消息筋は25日、「海軍は来月7日から4日間の日程で、独島近海の防衛訓練を行う計画をまとめた。ただ最終的に実施するかどうかについては、来週開かれる外交安保政策調整会議で決まることになっている」と述べました。
独島防衛訓練は、海軍第1艦隊が主導して毎年2回行われている定例訓練で、ことしは2月に続き、8月中旬に行われる予定でしたが、20日から31日までの韓米合同軍事演習の「乙支フリーダムガーディアン」に集中するため、来月に延期した経緯があります。
日本との関係悪化を意識して時期を遅らせたとする見方もあり、来月の実施計画も、当分は延期すべきだとする意見も出ていることから、来週の外交安保政策調整会議の判断が注目されます。
独島防衛訓練には、駆逐艦をはじめとする艦艇、海軍哨戒機の他、空軍のF-15K戦闘機、陸軍砲兵部隊も参加します。