政府は、来月初めに計画していた独島近海での防衛訓練を、予定通り7日から実施する方針を最終的に決めました。
この訓練は、海軍第1艦隊が主導して毎年2回行われている定例訓練で、ことしは2月に続き、8月中旬に行われる予定でしたが、韓米合同軍事演習「乙支フリーダムガーディアン」に集中するため、来月に延期し、さらにこのところ対立が続いている日本とのさらなる関係悪化を避けるため、実施するかどうかについて27日の関係部署長官会議で検討を行っていました。
その結果、独島防衛訓練には、駆逐艦をはじめとする艦艇、海軍哨戒機の他、空軍のF-15K戦闘機、陸軍砲兵部隊も参加しますが、今回は、実弾を一切使わないという前提で、予定どおり9月7日から防衛訓練を行う方針を最終的に決めました。