大学入学試験の書類に、評価に影響を与える重要な事項を記載しなかった場合は、合格が取り消されるとともに、すべての大学に3年間応募できなくなります。
韓国大学教育協議会は29日、入学選考委員会を開き、2014年度の大学入試からこうした規定を各大学の募集要項や学則に明記することを決めました。
韓国大学教育協議会は、必ず記載しなければならない事項をまだ具体的に決めていませんが、校内暴力の記録などが含まれるものとみられています。
ソウルの成均館(ソンギュングァン)大学では、1年生の学生が2010年に知的障害のある女子中学生に性的暴行を加えて保護処分を受けていたことを隠してボランティア活動の実績を強調して合格していたことが明るみになったことがあり、こうしたことを防ぐため入試段階でのチェックを強化するねらいがあります。