台風14号が30日午前10時45分に全羅南道(チョンラナムド)沿岸の莞島(ワンド)付近に上陸しました。
台風は、30日午後1時現在、全羅南道順天(スンチョン)付近の陸上で、進路をやや東に変え、時速40キロの速い速度で北東に進んでいます。
現在、中心気圧は992ヘクトパスカル、中心付近の最大風速23メートル、強風域半径は170キロと小型です。
台風の影響で、南海岸を中心に秒速20メートル前後の強い風が吹いており、午後1時までに、済州(チェジュ)の高山地帯では、瞬間最大風速34.1メートルの強い風が観測されました。
また、全国各地で雨が降っており、降り始めからの雨量は、全羅南道珍島(チンド)が243.5ミリ、全羅北道(チョンラブクド)井邑(チョンウプ)が194ミリ、全羅南道木浦(モクポ)が181.1ミリなどとなっています。
台風14号による強風で、30日午前11時ごろに、全羅南道霊巌(ヨンアム)郡にある造船ブロック工場では、鉄の扉が倒れ、作業していた52歳の女性が死亡したほか、5人がけがをしました。
台風14号による強い雨と風の影響で、済州、木浦、仁川(インチョン)など9つの空港で、国内線115便が欠航となりました。
この後、台風は韓半島を縦断し、31日朝には江原道・江陵付近を通って東海岸に抜ける見通しで、気象庁は、31日まで、中部地方と全羅道、慶尚北道(キョンサンブクド)北部、慶尚南道(キョンサンナムド)南海岸に30~100ミリ、慶尚道のほかの地域に20~60ミリの雨がさらに降ると予測しています。