国際
米での防弾繊維訴訟 コーロンがデュポンに敗訴
Write: 2012-08-31 13:20:12 / Update: 2012-08-31 13:20:12
韓国の繊維メーカー、コーロンインダストリーが、営業秘密の侵害をめぐる多国籍企業デュポンとの訴訟で敗訴し、先端繊維製品のアメリカでの販売を20年間禁止する判決を言い渡されました。
アメリカ・バージニア州の地方裁判所は、デュポンがコーロンを相手取って起こしていたコーロンのパラ系アラミド製品の販売禁止を求める訴訟で、コーロンが自社の営業秘密を侵害したとするデュポンの訴えを認め、コーロンに対しパラ系アラミド製品のアメリカでの製造、販売などを今後20年間禁止する判決を下しました。
この製品は、軍や警察の防弾服に使われる防弾繊維で、デュポンの製品と競合しています。
訴訟の対象となったアラミド繊維は、銃弾を阻止できるほど耐久力が強く、摂氏500度の高熱にも耐える先端の繊維で、デュポンは、コーロンが自社に勤務していた従業員を採用し、自社の技術を盗んでアラミド繊維を開発したとして、2009年2月にアメリカの裁判所に損害賠償訴訟を起こしていました。
デュポンは、1973年に「ケブラー」という名前で、アラミド繊維の商用化に成功しており、コーロンは2005年に「ヘラクロン」という名前で、アラミド繊維の商用化を実現しました。
今回の判決について、コーロンは、「アラミド技術を開発するため、過去30年間注いできた努力を水の泡にする結果であり、わが社の従業員の働き場を奪う横暴な判決だ」と、遺憾の意を表明し、直ちに控訴手続きに入るとしています。
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