北韓東海岸の羅津(ナジン)港と中国内陸部の元汀里(ウォンジョンリ)を結ぶ延長50キロの道路が、今月、開通することになりました。
北韓の朝鮮中央通信は4日、羅津港と元汀里を結ぶ道路が完成し、今月中に開通式が行われる予定だと報じました。
この道路は、北韓と中国が共同で開発し管理することになっています。
元汀里は、中国延辺朝鮮族自治州の琿春と豆満江(トゥマンガン)を挟んで面している地区で、この道路は北韓と中国の間の物流を改善することになります。
道路の幅は平均で9メートルですが、北韓と中国は、今後、羅津と琿春を結ぶ高速道路を建設することや、豆満江に新しい橋を建設することも計画しているということです。