日本が領有権を主張している獨島周辺の海域で、海洋警察と韓国軍による合同訓練が7日、行われます。
合同訓練は、海軍第1艦隊が中心になって1986年から毎年行われていますが、今年は外国の民間人が獨島への上陸を試みることを想定して行われ、海洋警察が訓練を主導する形で、海軍の駆逐艦や空軍の戦闘機も参加します。
国防部では、「今回の訓練は外国の民間人が島に接近することを想定したものなので、海洋警察が訓練を主導し、軍は海洋警察を支援する役割を担う」としています。
また、当初検討された海兵隊による獨島への上陸訓練は見送られることになりました。
海洋警察が軍に代わって訓練を主導することになったのは、日本との対立がさらに深まるのを避けたいとの政府の判断が反映されたものと見られています。