これまで地上波テレビに課されていた深夜放送の規制がなくなり、来月から24時間放送が可能になりました。
放送通信委員会は、7日の全体会議で、地上波テレビの1日の放送時間を現在の19時間から24時間に拡大できるようにする措置を議決しました。
地上波テレビの放送時間は、1961年にテレビ放送が始まって以来、午前6時から翌日の午前1時までと、1日19時間と制限されていました。
この決定で、KBS、MBC、SBSの地上波3局は、早ければ来月から放送時間を増やしていく計画です。
しかし放送通信委員会は、深夜未明の放送時間帯には、再放送や19歳以上の大人向けの番組編成を制限することにしています。
地上波放送の終夜放送については、新聞社やケーブルテレビなどは、広告が雪崩れを打って地上波放送に流れ込む現象を加速化させるうえ、再放送による電波の無駄遣いや大人向け番組の増加による青少年への悪影響などを指摘して、強く反対していました。