社会
韓国の自殺率 OECDで8年連続最悪
Write: 2012-09-10 16:45:39 / Update: 2012-09-10 17:03:17
韓国の自殺者数は去年、10年前の2倍以上になり、自殺率はOECD=経済協力開発機構加盟国の中で8年連続の最悪となりました。
統計庁の資料によりますと、2010年の韓国の自殺者数は1万5566人で、10年前の2000年の6444人に比べて倍以上に増えました。
これを自殺率で見てみますと、10万人あたり31.2人で、OECD=経済協力開発機構加盟国の中で最も高く、OECD加盟国で8年連続最悪となっています。
自殺の理由や年齢層を見ますと、韓国では学業を負担に自殺する青少年や失業または早期退職によるストレスや生活苦で自殺する中高年層が目立っています。
また、65歳以上の高齢者の自殺率を見ますと、日本が10万人あたり17.9人、アメリカ14.5人などとなっていますが、韓国は81.9人で、他の国と比較してずば抜けて多く、社会問題の一つになっています。
ソウル大学病院のハ・ギュソプ教授は、激しい競争とストレス、都市化や核家族化による共同体の崩壊が急速に進んだことによるものと説明しています。
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