北韓は中国との国境に近い咸鏡北道の羅津港に続いて、清津港を中国の企業に開放することになりました。
中国のメディアが伝えたところによりますと、中国の企業が今月1日に平壌で北韓の港湾運営の関係者と協議し、清津港の使用権を獲得したということです。
この中国の企業はすでに6000万元をかけて埠頭一部の整備を終えていて、今後30年間にわたって清津港の埠頭を使用することができるということです。、
また、中国のほかの民間企業も2008年に羅津港の埠頭使用権を獲得して使用しており、今l後、中国による北韓の港湾使用はがさらに増える見通しです。
中国が北韓北東部の港湾使用に積極的なのは、中国北東部で生産する石炭などを中国南部に運送する場合、陸路で北韓北東部の港湾まで運び、船舶を利用したほうが費用を大幅に節減できるためと見られています。