三星電子とアメリカのアップルの韓国での特許侵害訴訟で、アップルのスマートフォンの「iPhone」などの販売差し止めを命じたソウル中央地方裁判所に対して、アップルが差し止めの強制執行を停止するよう求める申請を出していたことがわかりました。
ソウル中央地方裁判所によりますと、アップルは今月6日、「iPhone 3GS」、「iPhone 4」などの販売差し止め命令の強制執行を停止するよう求める申請を出したということです。
ソウル中央地方裁判所は三星電子がアップルを相手取って起こした訴訟で、先月24日、アップルが三星電子の通信技術の特許2件を侵害したとして、アップルの「iPhone 3GS」、「iPhone 4」、「iPad 1・2」などの販売差し止めと製品の廃棄を命じました。
しかし三星電子とアップルは、この判決を不服として、今月5日と6日にそれぞれ控訴しています。
ソウル中央地方裁判所の判決は、命令の仮執行が可能としていたため、三星電子は必要な手続きさえ終えれば、判決が確定する前にも、販売差し止めや製品の廃棄を執行することができるようになっていますが、ソウル中央地方裁判所がアップルの申請を受け入れれば、決められた期限までは販売差し止めの執行ができなくなります。