車の停車中にエンジンを空回転させる「アイドリング」の制限区域が来年からソウル全域に拡大することになりました。
ソウル市議会は10日、ディーゼル自動車で5分以上、ガソリンや液化天然ガスの自動車では3分以上、アイドリングをし続けた運転手に対し、5万ウォンの罰金を課す条例改正案を議決しました。
これによって来年1月から、ソウル市全域がアイドリング制限区域となるほか、すでに制限されている2800あまりの地区については、さらに取締りを強化する方針です。
この改正案を提案した議員は、「ソウル市内を走る車すべてが、アイドリングをしなければ、松の木149本分の温室効果ガスの削減効果がある」と話しています。