地球や大気を観測する科学技術衛星を搭載した韓国独自のロケット「ナロ号(KSLV-1)」が、来月26日から31日の間に打ち上げられることになりました。
ナロ号は韓国がロシアの協力を得て独自で開発したロケットで、地球表面や大気を観測することで地球温暖化の防止に役立つ科学技術衛星を搭載しています。
ナロ号は、これまで2009年と2010年に韓国南部の全羅南道高興(コフン)郡ウェナロ島にある羅老(ナロ)宇宙センターから打ち上げられましたが、いずれも衛星を軌道に乗せることに失敗しています。
教育科学技術部では、当日の気象条件などを考慮しながら打ち上げ日時を決めることにしています。